ワークステーショングレードの処理性能
高度な画像処理や、人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、および深層学習のアプリケーションを活用する産業用コンピューターには、膨大なデータの処理と複雑な計算が求められます。
IVX-1000 ICY HPCは、ワークステーショングレードの性能をベースに、あらゆる産業分野での生産性向上に貢献し、第13世代インテル® Core™ i9/i7/i5/i3プロセッサー(最大65W)をサポートしています。Core™ i9-13900E プロセッサー (24コア/32スレッド、36M キャッシュ、最大 5.20GHz)が搭載可能で、リアルタイムのデータ分析や複雑な機械学習による推論処理まで、あらゆるアプリケーションにおける計算要求に応えます。
また、多くのコアを持つシステムを利用する場合、CPUコアあたりのメモリの帯域幅が制限されることが懸念されます。
この課題への解答として、DDR5メモリが有効です。DDR5はDDR4に比べて高いデフォルトのクロック速度を持ち、DDR4では2133MHz – 3600MHzだったクロック速度が、DDR5では最大で4800MHzとなり、CPUとメモリ間の連携で帯域幅と転送速度が向上しています。
IVX-1000 ICY HPCはDDR5 4800MHz SO-DIMMを採用し、最大64GBをサポートしています。オプションでECCメモリも選択可能です。